マレフィセント ネタバレ あらすじ比較 [プロット]

この話はオリジナルはグリム童話で、それからペロー版があって、ディズニーの「眠りの森の美女」「マレフィセント」があります。
これらのあらすじの違いをまとめました。ややこしくならないように、ペロー版は割愛します。

(グ)はグリム、(眠)はディズニーの旧版、(マ)はマレフィセントと考えてお読みください。

<発端>
(グ)むかしむかしるところに、子供が欲しい国王夫婦がいました。ようやく子宝に恵まれ、女の子でした。
(眠)ある国で、待望されていた世継ぎが生まれ、オーロラと名付けました。
(マ)人間の王国と妖精の国があったが仲が悪かった。統一できるのは英雄か邪悪なものかどちらかだという言い伝えがありました。人間の国の少年ステファンは妖精の国のマレフィセントと仲良くなったのですが、王ヘンリーは妖精の国に戦争をしかけました。
しかし、妖精の軍をひきいるマレフィセントに人間軍は退却させられました。
ヘンリー王は、マレフィセントを殺したものに国を譲ると宣言しました。ステファンは欲にかられ、親しいマレフィセントの翼を切り落として持って帰ります。そして、この国の次の王の地位を得ました。
マレフィセントは愕然としてカラスのディアヴァルを使ってさぐらせたところ、ステファンは妃をめとり、女の子ができ、オーロラと名付けたことを知りました。

<呪いのエピソード>
(グ)姫が生まれたお祝いをするために王は国の中にいた魔女を12人招待しました。このとき呼ばれなかった13人目の魔女が恨みをいだきました。
招待された魔女たちが次々に贈り物や祝いを述べ、11人目が終わったところで13人目が割り込んできて、16歳のときに錘に刺されて死ぬと予言。
12人目の魔女は慌てたけど、他人のかけた呪いは取り消すことができず、修正しかできないため、百年間眠りにつくだけだと修正。
(眠)3人の妖精が現れ、祝福をしていると、2人目の祝福後、呼ばれていない4人目のマレフィセントがあらわれ、16歳のとき糸車で指を刺して死ぬと呪います。3人目の魔女が、「死なない。眠るだけで真の恋人からのキスにより目覚める」と修正しました。
(マ)妖精は3人であるが、何もしないうちにマレフィセントが現れ、16歳のとき糸車で指を刺して死ぬという呪い。
そこで、かつて裏切った不実の男ステファンが許してくれといいますが、「真実の愛のキスによってしか呪いは解除できない」と。そんなキスはありえないだろうと考えたので。
妖精3人は呪いの修正の類の何の働きもしません。

<オーロラが育つエピソード>
(グ)王は、国中の紡ぎ車を燃やさせてしまいます。特にエピソードもなく姫は育ちます。
(眠)ステファン王は国中の糸車を焼却させます。3人の妖精はマレフィセントに発見されないように魔法を使わないようにし、普通の人間のように生活しながらオーロラを育てる許可を得ます。そして森に住みます。
(マ)ステファン王は国中の糸車を自分のところに集めて燃やしたり地下室に隠したり。さらにオーロラ姫を3人の妖精に預け城外で身分を隠して養育させようとします。
ところが妖精たちはぼんくらで、子育てがわからない。カラスによってこれを知ったマレフィセントは見かねて魔法で乳を与えて遠方から成長を支援します。
オーロラは少女時代に、妖精の国を訪れてマレフィセントに会います。オーロラ姫はマレフィセントが育ててくれていたことを知っていたのです。
「フェアリーゴッドマザー」と呼んで慕います。なぜか人間の国と仲が悪いはずの妖精たちと仲良くしています。
マレフィセントはあのときの呪いはどうにかできないかと考えましたがだめでした。

<オーロラが眠りに入るエピソード>
(グ)姫は一人で城の中を歩いていて、城の塔の一番上で老婆に会います。ここで紡いでいた錘で手を刺し、眠りに落ちることになります。
呪いが起動したため、城全体に茨のつるが繁茂しだし、全部の呪いは城中に波及し、そのうちに茨が繁茂して誰も入れなくなる。
(眠)3人の妖精はオーロラに内緒で16歳の誕生日パーティの準備をするため、オーロラ姫にいちごをつんで来てほしいと言って外にだします。そのときたまたま近くを通りかかったフィリップ王子と出会い、恋に落ちます。
その夜、呪いが実現し、オーロラは眠りに落ちてしまいます。
事態を知った3人の妖精は城にいる人々に魔法をかけて眠りにつかせます。
一方、オーロラと会おうと妖精の家を訪ねたフィリップは、マフィセントに拉致され、地下牢に閉じ込められます。
これを知った3人の妖精は、フィリップに「真実の剣」「美徳の盾」を授けます。
(マ)オーロラは一人立ちを考え、家を出てマレフィセントと暮らしたいと考えます。
隣国の王子フィリップが旅から帰ってきたのに出会います。好意は持っているけど別に恋愛感情はありません。
3人の妖精が呪いの内容を話してくれたのでびっくりしたオーロラは、マレフィセントを問い詰めます。
嘆きつつ城へ戻ろうと考えます。
王ステファンは呪いへの恐怖で情けない暴君となっており、マレフィセントを倒すことしかかんがえていません。
城に帰ってきたオーロラもすぐに幽閉します。即呪いが発動し、意識がなくなります。
マレフィセントはフィリップのキスならオーロラを救えるのではと思い、城へ運ぼうとしますが、もうオーロラは意識がない。

<呪いが解けるエピローグ>
(グ)茨が繁茂して誰も入れなくなった。侵入しようとするものは皆死にました。
100年が経過したとき、近くの国の名もない王子が噂を聞きつけ、城を訪れようとすると、茨は侵入を許しました。
眠っていた王女は目を覚まし、男女として語り合うことも何もなく、その日のうちに結婚、幸せな生活を送ったということです。
13人の魔女はどうなったのか、わかりません。
(眠)マレフィセントは茨を厚く強固にして、自分はドラゴンの姿に代り、フィリップの侵入をはばもうとします。が、剣と盾のおかげでフィリップ王子はマレフィセントを倒し、王女にキスして、幸せになりましたとさ。
(マ)マレフィセントはフィリップ王子をオーロラの前につれていきキスをさせるが、真実の愛ではないので目醒めない。
しかたがないのでマレフィセントがキスをすると目が覚める。王ステファンが軍隊を使ってマレフィセントを殺そうとし出す。
目覚めたオーロラは、以前切り落として保存してあったマレフィセントの翼を城で発見。これをもどしてやると、妖精の魔力がよみがえりぜったいの強さとなりました。ステファン王は城から落っこちて死にます。
人間の国、妖精の国両方の元首としてオーロラが就任し、伝説の「英雄・邪悪なもの」どちらでもないマレフィセントがこれを実現したのだと語っておしまい。



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